直売への挑戦
現在、白柴農園の売上のほとんどはJA(農協)への出荷です。 安定した流通があるからこそ経営はなんとか成り立っていますが、その一方で、私たちが丹精込めて育てた野菜が「白柴農園の看板」を背負って食卓に届く機会は、まだ多くありません。
「良いものを作れば売れる」という幻想
自分たちの手で直接、価値を伝えたい。 そう意気込んで挑戦した直売所やオンライン販売でしたが、現実は甘くありませんでした。 産直市場へ並べれば、長年の経験を持つ高齢農家さんの圧倒的な安さと知名度に跳ね返され、価格競争に巻き込まれる日々。自分たちが信じる「適正価格」を貫けず、悔しい思いを何度もしてきました。
オンライン販売からの撤退、そして挫折
特にオンライン販売は、一度「撤退」という形でお預けにしています。 「ネットなら全国に届く」と夢を見ましたが、ページを作っただけでは誰にも届かない。お客様とのメッセージコスト、在庫の管理、梱包の苦労も、配送の壁も。すべてが力不足でした。 「自分たちの野菜には、まだその価値が備わっていないのか?」と、自問自答した夜もあります。
それでも、泥臭く「直販」にこだわる理由
今もメインはJA出荷です。でも、私たちは諦めていません。 一度の失敗で学んだのは、農業は「作る」だけでは完結しないということ。マーケティングを学び、物流を組み直し、どうすれば「白柴農園の野菜だから買いたい」と言ってもらえるのか。その戦略を、今まさに泥にまみれながら練り直しています。
成功の鍵を、一緒に探してくれませんか?
正直に言えば、まだ正解は見えていません。 「JA出荷という安定」を土台にしながら、「自社ブランドでの成功」という難攻不落の城に泥臭く挑戦していきたいと思います。